会長退任あいさつ
この度、会長を退くこととなりました。
10年前に会長をお引き受けしたときには、いささか不安もありましたが、皆さまのご支援のお蔭で、何とかその職責を果たすことができました。毎年度、毎年度の行事が思い起こされます。広島オリーブ会では多くの行事を実行しており、やりがいのある会長職でした。
今年も、コロナウイルスの影響により、みんなで集まって行う総会・懇親会を開くことができませんでした。これはどこのオリーブ会も同じようです。残念なことです。
毎年の総会・懇親会は楽しいものです。1年に一度、わずか数時間の行事とはいえ、同じ学び舎で学んだ者同士、気心が通じ合うものです。大森副会長の気合の入った司会、毎年少しずつ違う担当学年幹事の段取り、会食時の来賓の方々との語らい、どれも思い出に残っております。
加えて、これも毎年の行事である山中高女の原爆死没者慰霊祭。被爆地広島で生まれ育ったわけではないものの、この行事も欠かせませんでした。母校からも、学友会の代表者、副校長先生方にお越しいただき、厳粛ななかにも心温まる式典を催すことができました。これからも、毎年続けていかなければならない、大切な催しです。
広島オリーブ会は、私の人生の中でも大切な存在です。この先もできる限り、いろんな行事に参加したいと思っております。そして、先輩方や若い方々と、さらなる交流を深めていくつもりです。今後ともよろしくお付き合いください。
(17回生 佐藤克則)