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広島オリーブ会の歴史

 広島オリーブ会は広大付属福山高等学校同窓会「広島オリーブ会」として1985年(昭和60年)に発足。後年「オリーブ会」の広島支部となり、今年で28年目に入りました。
支部でありながら「広島オリーブ会」と通常呼んでいるのは、広島近辺に在住の同窓生の皆さんに、より親近感を持っていただきたいという願いのほかに、支部としての活動に加えて広島独自の温かみのあるいろんな行 事や活動をやっていこうという強い意志が入っているからです。

  当時の設立に携われた初代杉ノ原会長や2代目の野坂会長をはじめとした役員や幹事の皆さんが共通して「何かの縁があって付属福山で学び、何かの縁でこの広島の地で働いたり生活をしている者が、時に集まって酒を汲みあったり、勉強会を持ったり、ハイキングをしたりして付属精神を大いに発揮し、お互いの人生をもっと横に広げていきたい」との思いをもって活動を進めてこられました。
私たちはこうした考えを受け継ぎ、オリーブの輪をもっともっと広げたいと思っています。

  歴史を振り返ってみると、広大付属福山は、戦後、広島女高師付属学校を受け継いで発足しています。
この広島女高師付属学校は戦前は私立であった山中高等女学校を吸収しています。山中高等女学校は明治以来の歴史ある学校でしたが、女高師付属になったため「山中」という校名が消えてしまい、新入生も卒業生も新たには生まれなくなりました。

  山中高女の同窓会は「橘香会(きっこうかい)」という名ですが、同窓会への新加入者がないまま、総会を開催してこられましたが、次第に皆さん高齢になられ、会を世話をするのが難しくなられました。
そこで5年前から私たち広島オリーブ会と合同で総会を開催し、橘香会の皆さんも数は少なくなられましたが毎年参加されています。
  また山中高女を母体とした広島女高師付属高等女学校の生徒と先生4百数十人は広島市内雑魚場町で建物疎開作業中に原爆に遭い、一瞬にして命を落とされました。
その犠牲を悼んで中区国泰寺町1丁目に慰霊の碑が建立され、毎年8月6日に慰霊祭が行われてきました。
しかしながら、世話をされる方が年々ご高齢になり、開催が次第に重荷になってきました。
  14年前から学校の系譜を受け継ぐ後輩である私たち広島オリーブ会がお手伝いをし、6年前からは慰霊祭の全体のお世話をしています。

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